社内恋愛をしたことありますか?
ひょっとしたら、現在進行形の人もいるかもしれませんね。
社外の人ではなく、なぜか、社内の身内とばかり付き合っている人もいますよね。
実は、それには、理由があるんです。
社内恋愛には、3つの心理的テクニックがぴったりとはまっているんです。
もし、社内で気になる人がいる場合は、活用できるテクニックをご紹介します。
目次
吊り橋効果
吊り橋効果という言葉を聞いたことがありませんか。
これは、恐怖や不安を一緒に体験した男女は、お互いに恋愛感情を持ちやすくなるというものです。
実際に、心理学の実験で実証された効果なので、人間の本能的に起こりうる事象です。
例えば、遊園地のジェットコースターに友人同士の男女が一緒に乗るとします。
ジェットコースターの恐怖を一緒に経験すると、恋愛感情を持ってしまうんです。
ホントに心理的効果があるの?
ホント?と思いますよね。
しかし、私も経験があります。
男女数人のグループで、遊園地に行ったことがありました。
男女2人が、ジェットコースターに乗って、恐怖体験をしました。
その後、その2人は、付き合っていたんです。
残念ながら、私は乗らなかったので、私ではないんです。
しかし、その時、これが、吊り橋効果かと思ったことを覚えています。
単純接触効果(ザイアンス効果)
これは、何度も顔を合わせることで、好意が生まれやすいという効果です。
最初は、何とも思っていなくても、何度もあっているうちに好きになってくるんです。
何回合っても嫌いなものは、嫌いという場合も、もちろんあります。
しかし、会う回数が少ない人と会う回数が多い人では、合う回数が多い人の方に好感を持ちやすいんです。
CM
この単純接触効果を使ったのが、CMです。
テレビなどを見ていると、自然と何度も目にしますよね。
お店に行ったときに、同じような商品が並んでいるとどれを選びますか。
きっと、CMで流れていた商品を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
これも、単純接触効果が少なからず関係しています。
カリギュラ効果
禁止されているほど、気になる効果が、カリギュラ効果です。
例えば、絶対に開けてはいけない箱があります。
中に何が入っているか気になりますよね。
何か入っているのか気になって、気持ちが高鳴ります。
秘密の共有
このカリギュラ効果の応用が、秘密の共有です。
例えば、同僚の女性に、何か秘密を知られたり、2人だけの秘密を持ってしまったとします。
女性は、言いたいけど、言えない状態になりますよね。
これが、心理的に恋愛につながる可能性があるんです。
社内恋愛に発展する理由
では、この3つの心理学テクニックがどう社内恋愛に結び付くでしょうか。
まず、社内の女性とは、毎日のように、会社で顔を合わせますよね。
もうこれだけで、まず、単純接触効果(ザイアンス効果)があります。
次に、何か2人が関係している仕事でトラブルが発生することもありますよね。
そのときに、2人が不安や恐怖を共有します。
これが、吊り橋効果ですね。
最後に、このトラブルが、すぐに解決しそうにないときに、上司に報告することになりますよね。
しかし、相手から、解決するかもしれないから少し待ってほしいと言われるケースもあります。
トラブルという二人の秘密を共有している状態です。
これが、カリギュラ効果ですね。
まとめ
社内恋愛を成功させる3つの心理学テクニックを、ご紹介しました。
心理学テクニックを意識して使わなくても、普通に仕事をしていても恋愛に発展しそうですよね。
しかし、本当に社内恋愛を成功させたいなら、心理学テクニックを意識的に起こしてしまえばいいんです。
社外なら、いろいろと考えないといけないことも、社内なら、かなり準備ができている状況です。
社内恋愛が多いのも納得できますよね。